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撮影・録画技術

YouTube配信に必要な機材とは? おすすめアイテム11選を紹介|YouTube配信の流れとは

YouTube配信に必要な機材とは? おすすめアイテム11選を紹介|YouTube配信の流れとは

YouTubeで配信を行う際には、いろいろな機材が必要です。配信したことがないと、何が必要なのかわからないのではないでしょうか。

今回は、配信の前に揃えたい機材について解説し、配信の手順もお伝えします。ぜひYouTube配信に必要な機材についての知識をつけ、今後の配信に役立ててください。

YouTube配信に必要な機材とは? おすすめアイテム11選を紹介

YouTube配信に必要な機材とは? おすすめアイテム11選を紹介
YouTubeで配信を行うには、さまざまな機材を用意しなければなりません。そこで、YouTube配信に必要な機材とおすすめアイテムを紹介していきます。

1. WEBカメラ

YouTubeで配信する動画を撮影するためにはカメラが必要です。スマートフォンやパソコンなどのデバイスに内蔵されているカメラもありますが、画質がよくない可能性があります。映像のクオリティを求めるなら、別途WEBカメラを用意しましょう。

なお、WEBカメラを選ぶときは

  • 撮影中にACアダプタで給電できる
  • HDMI出力端子が付属している
  • HDMIスルー出力が可能である

という3つの条件を満たしているものがおすすめです。

LOGICOOL|STREAMCAM C980GR

小型ながらもフルHD・1080pの解像度で、美しく鮮明な映像を撮影できます。

高性能のオートフォーカス機能付きで、動きがある動画もスムーズにストリーミングが可能。USB Type-Cでパソコンと接続でき、2種類のマウントを調節することによって使いやすい場所に固定できます。

なお、GRはグラファイトの色記号で、ホワイトもあります。お好みのカラーを選んでみてください。

LOGICOOL|STREAMCAM C980GR

2. 一眼カメラ・ビデオカメラ

WEBカメラではなく、パソコンに接続できる一眼カメラ・ミラーレス一眼、ビデオカメラなどを使用する方法もあります。価格は高額ですが、WEBカメラ以上の高画質な映像を配信できます。

特に商品PRなどの動画を配信する場合、質のよいカメラで撮影すれば、よりクリアで優れた映像をストリーミングすることが可能です。選び方としては、WEBカメラの項目で触れた3つの点を参考にしてみてください。

Panasonic|一眼カメラ DC-GH5M2

有効画素数は20.3M画素と、圧倒的な解像度を誇る一眼カメラ。高性能のオートフォーカス機能も搭載しており、速度や追従性が従来品に比べて向上されています。手ブレ補正効果も高く、多彩な環境でのアグレッシブな撮影が可能です。

また、ライブ配信や録画を行う際の撮影時間が無制限なので、長丁場の配信や撮影にも向いています。オンラインイベントなどの配信にもおすすめの1台です。

Panasonic|一眼カメラ DC-GH5M2

3. 三脚

三脚は、カメラを固定し手ブレをなくすための重要な機材です。カメラを手で持って撮影すると、ブレが発生して視聴者に不快感を与えるだけでなく、撮影するほうも疲れてしまいます。

三脚があれば、カメラの固定だけでなく、画角の切り替えもなめらかに行いやすいです。重量感がある三脚を選ぶと、多少ぶつかっても揺れにくく、安定感があります。

HAKUBA|4段三脚 W-312

約40.5cmの高さから、最高で約128.5cmまで4段階で伸縮調節できる三脚です。カメラの底にアダプターを付けておけば、ネジ不要でワンタッチで取り付けられます。カメラを乗せる雲台は、角度調節ができる3WAY仕様で便利です。

軽量ながら耐荷重は約1.1kgあり、多少重いカメラでもOK。コンパクトにまとまるので持ち運びもしやすいです。

HAKUBA|4段三脚 W-312

4. マイク

YouTubeなどの配信では、音声は欠かせません。カメラの項目でも触れていますが、デバイスに内蔵されているマイクでは音が上手く拾えなかったり音質がよくなかったりする場合もあります。

そのため、特に音声や音楽をキレイに流したい場合、性能のよい外付けマイクを用意しましょう。

SHURE|SM58ボーカルマイクロホン

世界中の何世代もの有名人やアーティストが使用してきたマイク。振動に強く、雑音を強力にカットし、耐久性にも優れている高性能の1本です。

伸びよくクリアなサウンドを届ける力に長け、あらゆる著名人から愛されてきたマイクなので、音声にこだわりたいYouTube配信でも大活躍してくれるでしょう。

SHURE|SM58ボーカルマイクロホン

5. パソコン

YouTubeではスマートフォンやタブレットからでも配信できますが、本格的な配信にはパソコンの存在は欠かせません。最低でも1台、配信中に別の作業を行いたい場合は2~3台用意することがおすすめです。

なお、パソコンを選ぶ際には、

  • CPU(中央演算装置/プロセッサ)は「Core i5」以上
  • RAM(メインメモリ)は8GB以上
  • グラフィックボード(画面に映像を映す部品)が独立しているか

を確認しましょう。

JUNS|JUNS Pro Studio Premium

CPUはCore i7、メモリは16GB、グラフィックボードはGeForceを搭載した、ハイスペックなプロ仕様モデルのパソコンです。オンライン配信スタジオKOUTENでも配信用パソコンとして採用しています。

EDIUS X Pro/ Pro9やAdobe CreativeCroud CCなどの編集ソフトを使用して、よりクオリティの高い動画や画像を制作できます。

JUNS|JUNS Pro Studio Premium

6. ビデオスイッチャー

ビデオスイッチャーとは、映像の切り替えに使われる機材です。ボタン1つでパソコンとカメラの映像を切り替えられるほか、複数のカメラで同時に撮影しながら効果的に切り替えを行うことができます。アングルを変えたいときなどにおすすめです。

一度に何台のカメラや機器と接続できるかは、商品によって異なります。自社の配信に合ったものを選んでください。

Blackmagic Design|ライブプロダクションスイッチャーATEM Mini

YouTubeだけでなく、ZoomやTwitchなどあらゆるプラットフォームからの配信に便利なスイッチャー。スピーディーにセットアップでき、操作方法も難しくないため、配信に慣れていない方でも使いやすいです。

4台(上位モデルでは最大8台)までのカメラと接続可能。切り替えが簡単なうえ、豊富なビデオエフェクトによって、よりユニークで楽しい映像を配信することができます。

Blackmagic Design|ライブプロダクションスイッチャーATEM Mini

7. キャプチャーボード

キャプチャーボードとは、HDMIの映像をUSBに変換させてパソコンで認識できるようにするための機材。パソコンに付属されているHDMI端子は出力専用のものなので、入力する際にはキャプチャーボードが不可欠です。

キャプチャーボードを選ぶ際は、

  • フレームレート(fps):1秒間に何枚の画像を表示できるか
  • 解像度:大きければ大きいほど高画質

をチェックしましょう。美しく滑らかな映像を配信するためには、フレームレートは60fps、解像度は1920×1080以上あるものがおすすめです。

AVerMedia|Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS

ゲームなどの配信にも威力を発揮する、遅延の少ないキャプチャーボード。最大録画解像度は60fps、1920×1080と、画質のスペックにも問題ありません。配信画面をカスタマイズできる「RECentral」という専用ソフトも付属されていて、便利に使えます。

AVerMedia|Live Gamer EXTREME 2 GC550 PLUS

8. オーディオミキサー

オーディオミキサー(ミキサー)は、音量や音質を調節できる機材です。視聴者の聞き取りやすさや聞こえ具合を考えるなら、ぜひ用意しましょう。

ミキサーを使いこなすことにより、登壇者の話す声とBGMのバランスを取ったり、より迫力のある音楽を流したりすることができます。

YAMAHA|ライブストリーミングミキサー AG03MK2

一般的なマイクと接続できるほか、スマートフォン向けの4極ミニ入出力端子や、ギターなどの楽器を接続できる入力端子も搭載されたモデル。配信中の急なマイクオフに対応できるミュートボタンも設置されており、安心して音源をコントロールできます。

YAMAHA|ライブストリーミングミキサー AG03MK2

9. エンコーダ

動画を配信する際に映像をデジタルに変換してくれるエンコーダ。インストールして利用するソフトウェアタイプと、直接つないで使用するハードウェアタイプがあります。商品(サービス)によって対応しているOSなどが異なるため、配信内容などに応じて選びましょう。

AWS|Elemental MediaLive

YouTubeのライブ配信で認証されているソフトウェア。WindowsでもMacでも利用可能で、ブロードキャストクラスの動画処理を行えます。ライブ動画をリアルタイムで視聴者向けにスムーズに圧縮してストリーミングすることが可能です。

AWS|Elemental MediaLive

10. LEDライト

被写体を見栄えよく映すために欠かせないのがLEDライト。人物や物体を明るく照らしてくれます。光量や色調を調節できるものもあり、配信する内容などにあわせて変えることが可能です。

クリップ式やスタンド式といったタイプの違いもあるので、使う場面に応じて選びましょう。

サンワサプライ|リングライト 200-DGCAM019

WEBカメラやスマートフォンで撮影する際に活躍するLEDリングライト。コードに接続されているリモコンで明るさは10段階、色調は3色の調節ができます。

さらに、スマートフォンを装着するホルダーは左右に60度、上下に50度、ライト本体は前後に120度の角度調節ができて便利です。

サンワサプライ|リングライト 200-DGCAM019

11. グリーンバック

グリーンバックは、クロマキー合成をする際に必要な背景です。別の画像や映像をグリーンバックの部分に当てこむことで、簡単に合成ができます。

グリーンバックを使用したクロマキー合成について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
参考記事:グリーンバック(ブルーバック)を使ったクロマキー合成の基本を知ろう

Hemmotop|グリーンバック

三脚状のT字スタンドとグリーンの背景布がセットになった商品。軽量で持ち運びしやすく、組み立てるのも簡単です。汚れたときは洗濯機で洗えて、しわができたらスチームアイロンをかけられるので、大事に使えば長持ちします。

スタンドはレフ板スタンドとしても活躍。布のサイズは縦約200cm、横約150cmあり、立った状態での撮影にも便利です。

Hemmotop|グリーンバック

知っておきたいYouTube配信の流れを紹介

知っておきたいYouTube配信の流れを紹介
必要機材がわかったところで、最後にYouTubeでの配信の手順を紹介します。

配信するまでの流れ

まずは配信するまでの流れです。

1. Googleアカウントを作成する

無料で取得できるGoogleアカウントを作成しましょう。必要事項を入力するだけでOKです。個人用かビジネス用かを選ぶことができます。

2. YouTubeチャンネルを開設する

1で作成したアカウントを利用して、YouTubeチャンネルを開設します。チャンネル名やカバー写真なども設定しましょう。

3. ライブ配信の有効化を行う

YouTubeのホーム画面の上部にあるビデオカメラマーク(「作成」マーク)から「ライブ配信を開始」を選択し、電話番号で認証をします。認証からライブ配信が有効化されるまでには最大24時間かかるので、余裕を持って行うことが必要です。

配信本番の流れ

つづいて、配信本番の流れについて配信機器別に紹介します。

1. PC内蔵のWEBカメラで配信する場合

内蔵カメラで配信するときは、「ライブ配信を開始」から「ウェブカメラ」を選択し、タイトルや日付などの設定をします。あとは「ライブ配信開始」ボタンで配信をスタートすればOKです。

2. 外部接続カメラで配信する場合

カメラを外部接続して配信する場合は、機材とエンコーダを接続したのちに「ライブ配信を開始」から「エンコーダ配信」を選択します。あとは、YouTubeのサーバーURL・ストリームキーをエンコーダに入力し、エンコーダで配信を始めればOKです。

3. モバイル端末で配信する場合

チャンネル登録者数が1,000人以上になると、スマートフォンやタブレットからも配信が可能です。モバイル端末で配信するときは、端末でYouTubeアプリを開き、画面下部にある「+(作成)」マークから「ライブ配信を開始」をタップすればスタートできます。

必要な機材を揃えて配信を始めよう!

必要な機材を揃えて配信を始めよう!
今回は、YouTubeの配信に必要な11種類の機材と配信の流れを紹介しました。配信を検討している方は、さっそく機材を揃えて配信を始めてみましょう。

なお、KOUTENはYouTube配信に対応しています。必要機材を用意するのが難しい場合は、すべて揃ったスタジオでの配信もおすすめです。

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