ご予約・お問い合わせはこちら

オンライン配信

オンライン配信で行う研修とは? 実施のメリットと注意点|オンライン研修を成功させる3つのコツ

オンライン配信で行う研修とは? 実施のメリットと注意点|オンライン研修を成功させる3つのコツ

新人研修や社員研修は企業にとって大切なもの。もともとは直接対面して行われていましたが、時代の変遷による業務のリモート化などが進むなか、オンラインで実施されるケースも増加しています。

そこで、これから研修をオンライン配信したい企業に向け、オンライン研修の概要や特徴などを詳しく解説していきます。オンライン配信で研修を行うコツも紹介するので、導入時に役立ててください。

オンライン研修とは?

オンライン研修とは?
ここではまず、オンライン研修とは何かという概要をお伝えします。

オンライン研修とは、インターネットとPCやスマートフォンなどの端末を利用して行われる研修のことです。講師や参加者が同じ場所に集まって対面することなく、映像を通じて研修が行われます。

インターネットを介して自宅や遠方からもアクセスできるため、わざわざ一堂に会する必要がなく、在宅勤務者や他支社の社員なども参加しやすいです。

オンライン研修の3つの形式とは?

オンライン研修の3つの形式とは?
つづいて、オンライン配信で行われる研修の3つの形式を紹介します。

1. ライブ配信型

ライブ配信型とは、リアルタイムで配信される形式。臨場感のある研修を行えて、その場で質疑応答などコミュニケーションを取りやすいのが特徴です。ただし、参加者は開催日時にあわせてスケジュールを調整しなければなりません。

2. オンデマンド配信型

オンデマンド配信型は、あらかじめ録画した研修を配信する形式。好きなときに見ることができ、繰り返しの視聴も可能なため、個人のペースで研修内容の理解を深めやすい点がメリットです。

ただし、ライブ配信とは異なり、コミュニケーションを取りづらい・熱量が伝わりにくいという注意点もあります。

3. 疑似ライブ配信型

ライブとオンデマンドを組み合わせた、疑似ライブ配信型という形式もあります。事前に収録した映像をライブ配信しながら、補足説明を加えたり視聴者からの質問や意見を受け付けたりする方法です。

ライブ配信とオンデマンド配信のメリットをあわせ持っており、講師(主催者)にも参加者にも便利な方法といえます。

オンライン研修にはどんなツールが必要なの?

オンライン研修にはどんなツールが必要なの?
オンライン配信で研修を開く際には、どんなものを揃えればいいのでしょうか。配信に必要なツールを取り上げます。

ハードウェア|視聴機材など

まず、スマホやPCなどの配信・視聴用端末、環境によってはマイクやカメラなどの機材といったハードウェアが必要です。音声をよく聞こえるようにしたり、外部に漏らさないようにしたりするためには、ヘッドフォンもあるとよいでしょう。

また、画面の映り具合によっては、別途LEDライトなどの照明器具があると便利です。

ソフトウェア|配信システムなど

オンライン研修を配信し、参加してもらうための配信システムや、主催者が動画をアップロードするプラットフォーム(オンデマンド型の場合)など、ソフトウェアも準備しなければなりません。

ソフトウェアには、サーバーにアクセスして利用する「クラウド型」や、インストールして使う「オンプレミス型」があります。利用しやすいタイプを選びましょう。

また、オンデマンドで配信する場合は、研修動画を編集するソフトやアプリがあるとさらに便利です。

ネット環境

オンライン配信には、インターネット環境が欠かせません。安定して高速な配信を保てる環境が必要なので、モバイルルーターや無線LANよりも有線の回線がおすすめです。

オンライン研修を実施する7つのメリットとは?

オンライン研修を実施する7つのメリットとは?
ここまでは、オンライン研修の概要や形式、配信に必要な環境について見てきました。では、オンライン配信で研修を実施するとどのようなメリットがあるのでしょうか。7つの点を紹介します。

1. どこからでも参加できる

1つ目は、日本全国や海外どこからでも参加できるので、参加のハードルが低いという点です。主催者にとっても参加者にとっても、場所を選ばずに研修を行えるのは大きなメリットといえるでしょう。

2. コストを抑えられる

2つ目は、コストを軽減できる点です。リアル研修のような広い会場を用意したり、移動のための交通費や宿泊費などがかかったりすることがなくなるため、金銭的な負担を抑えられます。資料を印刷するためのインク代や紙代も不要です。

3. スケジュールの調整がしやすい

3つ目は、予定を調整しやすい点です。管理職などの多忙な人もどこにいても参加でき、会場の確保や設営などの必要がなくなるため、日程をあわせやすくなります。

4. 運営側の負担が少ない

4つ目は、運営側の負担が軽減される点です。オフラインでの研修に比べて、事前準備や実施中の手間が少なくなります。特にオンデマンド配信の場合は、一度制作した動画を繰り返し利用できるので、研修のたびに撮り直す必要もありません。

5. 参加者の状況を把握しやすい

5つ目は、参加者の人数や理解度をつかみやすいという点です。使用する配信システムやツールによっては、個々の習熟度チェックもできるため、改善や評価に活かすことができます。

6. 参加できなかった方にもフォローができる

6つ目は、都合がつかずリアルタイムで参加できなかった社員にもフォローが行える点です。配信を録画できるシステムもあるため、ライブ配信型の研修でも、録画保存しておけば不参加者に内容を共有できます。

7. 繰り返しの視聴で理解が深まる

7つ目は、オンデマンド配信してもらうことにより、繰り返し見直せる点です。視聴者側のメリットとして、ライブ配信のアーカイブやオンデマンド配信で繰り返し視聴することにより、わかりづらかった部分や不明点の理解が深まりやすくなる点が挙げられます。

オンライン研修を実施する4つの注意点とは?

オンライン研修を実施する4つの注意点とは?
前章で述べたようにメリットの多いオンライン研修ですが、注意したい点もあります。どんなところなのか見ていきましょう。

1. 実習型の研修には向かない

オンライン配信による研修は、座学のみの場合には向いていますが、実習型やロールプレイング型の研修には向いていません。手や体を動かしての実践をともなう内容は、オンラインではどうしても限界があります。

2. 通信環境を整える必要がある

オンライン配信では、通信に関するアクシデントがつきものです。研修の配信・受講に適切な通信回線を準備したり、配信トラブルへの対策を行ったりすることが求められます。

音声・映像・機材などにまつわるさまざまなトラブルを想定し、事前準備をしっかりと行いましょう。

3. 受講者同士の交流がしづらい

オンライン研修は、オフラインに比べて受講者同士の交流が難しい点にも気をつけましょう。参加者を少人数ごとにグループ分けしてディスカッションを行う・研修後に懇親会を開くなど、横のつながりでのコミュニケーションの機会を増やす必要があります。

4. 会場の雰囲気・参加者の反応が把握しづらい

会場の雰囲気や参加者の反応において、一目で把握できるオフラインと比較すると、オンライン研修ではつかみづらいという一面もあります。

途中で参加者の集中力が途切れたり飽きたりしやすいので、モチベーションを保つために、配信システムの機能を活用して双方向でのコミュニケーションを取れるようにすることが大切です。

オンライン研修を成功させる3つのコツとは?

オンライン研修を成功させる3つのコツとは?
メリットや注意点がわかったところで、ここからはオンライン研修を成功させるためのポイントをお伝えします。

1. 事前準備はしっかりと行う|チュートリアルも

オンライン研修では、実施前の事前準備を念入りに行いましょう。ツールの動作や操作の確認、通信環境に問題がないかなど、リハーサルも兼ねて早めに済ませておきます。

また、研修を始める前に、参加者にツールの操作方法(マイク・カメラ・チャットなど)を説明する(テクニカルトレーニング)などのチュートリアルを行うのもおすすめです。

2. 顔を出して研修を行う

オンライン配信で研修を開く際、参加者も講師側も、顔出しして行うことが重要です。お互いの状況を見て取りやすく、緊張感も出るので、モチベーションや集中力を保ちやすくなります。

部屋の様子を映したくない場合は、ヴァーチャル背景を設定して室内を見えなくすることも可能です。

3. サポートメンバーを配置しておく

研修が円滑に進むように、配信をサポートするメンバーを配置しておくと安心です。配信システムの操作に慣れている、機材の扱いに長けているといったような、サポーターの存在があると心強く感じられます。

社内に適役がいない場合は、外部の専門家に依頼する方法もあります。

オンライン配信のメリットを活かして研修を成功させよう!

オンライン配信のメリットを活かして研修を成功させよう!
今回は、オンライン配信で行う研修について解説しました。主催者にも参加者にも多くのメリットがあるため、今後ますます需要が高まっていくでしょう。注意点やコツもふまえながら、自社なりのやり方で研修にオンラインを活用してみてください。

オンライン配信を行う場として、配信スタジオの利用もおすすめです。KOUTENはさまざまな配信システムに対応しており、高速かつ安定したインターネット回線や、配信に必要な機材を揃えています。

ご利用時にはサポートスタッフも配置するので、オンライン配信に不安がある企業もぜひお気軽にご相談ください。

関連するキーワードで他の記事を探す

RECOMMEND

こちらの記事もおすすめ

会議室でもイベントホールでも、
スタジオ品質の配信を実現。

KOUTENの出張配信