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ウェビナーでアンケートを行うには?メリットや回答率アップのコツも紹介

ウェビナーでアンケートを行うには?メリットや回答率アップのコツも紹介

さまざまな社会情勢などの背景から、ウェビナーを開催する企業が増えてきました。ウェビナーを開催したらそれで終わりではなく、視聴者からのアンケートを取ることが一般的です。アンケートにはメリットがたくさんあります。

そこで、今回はウェビナー時のアンケートについて、やり方やメリット、どんな内容を入れればいいのかなどを詳しく解説していきます。Zoomウェビナーを例にとってアンケートの作成手順もお伝えするので、ぜひウェビナー開催時に役立ててください。

ウェビナーでアンケートを取る方法

ウェビナーでアンケートを取る方法
ウェビナーの感想や評価などをもらうために、アンケートを取るのがおすすめです。そこで、アンケートを取得するにはどうすればいいか、2つの方法を取り上げます。

1.ウェビナーツール内の機能を利用する

多くのウェビナーツールにアンケート機能が搭載されています。ウェビナーの最中や終了後にアンケートを表示させ、参加者に回答してもらいましょう。

ツールによっては、アンケートの結果をデータとして集計・出力することができるものもあります。ウェビナーの分析や振り返りに役立てられて便利です。

2.外部のアンケートツールを使う

ウェビナーツールにアンケート機能がついていない場合は、外部ツールを使用してネット上でアンケートを作成し、参加者にURLを伝える、もしくはダウンロードして回答してもらう方法があります。

自分たちで集計を行わなければならないという手間はありますが、参加者の忌憚のない意見や感想を得るために、実施することがおすすめです。

ウェビナーアンケートのメリット

ウェビナーアンケートのメリット
つづいて、ウェビナー開催時にアンケートを取るメリットとはどんな点かを見てみましょう。

1.見込み客の情報が手に入る

特にオープン参加のウェビナーでは、参加申し込みが必要な場合に比べて視聴者の情報がわかりにくいです。そこで、アンケートを取ることによって、見込み客となる対象者の名前や連絡先などの個人情報を手に入れられます。

事前申し込みをしてもらうウェビナーでも、アンケート結果を視聴者の細かい要望の把握などに活かせる点がメリットです。

2.ニーズや不満を把握しやすい

アンケートによって、視聴者の希望・悩みなどを知ることができます。新しい商品の開発や自社サービスのブラッシュアップにも役立つ可能性があるため、有益なデータ取得を見込めるようなアンケートを作ることも大切です。

アンケートに盛り込みたい内容は、後ほど詳しく紹介するので参考にしてください。

3.ウェビナーの改善に役立てられる

ウェビナーのよかった点・不満に感じた点などの率直な感想や意見を聞くことにより、今後改善させることが可能です。

特に集客やリピーター獲得目的でウェビナーを定期的に行う場合は、視聴者の反応やアンケート結果などをもとに内容を絶えずブラッシュアップして、回を重ねるごとにより満足度の高いウェビナーを実施しましょう。

4.参加者の集中力アップ・離脱率低下

ウェビナーでは、通常の会場セミナーに比べて離脱されやすいという側面があります。そこで、ウェビナーの最中にアンケートを実施して回答・集計すれば、臨場感があるため参加者が集中しやすくなり、途中退室などのリスクも減りやすいです。

5.自社サイトのコンテンツとしても活用できる

アンケートによって、属性や課題など視聴者に関するさまざまなデータを取得することが可能です。そのため、自社サイトやメルマガなどのコンテンツ制作時にアンケートの集計結果(グラフなど)を載せ、考察を加えるなどして役立てられます。

自社で取得したデータのため、他社にはないオリジナルのコンテンツとして活用できる点は大きなメリットといえるでしょう。

また、ウェビナーに寄せられた感想を「視聴者の声」として掲載することも可能です。リアルな参加者の声は、参加を迷っている人の後押しにも役立ってくれる可能性があります。

ウェビナーアンケートの回答率を上げるには

ウェビナーアンケートの回答率を上げるには
ウェビナーのアンケートのメリットを享受するには、できるだけ多くの視聴者からの回答が必要です。そこで、ウェビナーのアンケートの回答率を上げるためのコツを紹介しましょう。

選択肢をわかりやすく&多く作る

参加者が気軽に回答しやすいように、選択式のアンケートがおすすめです。さらに、回答に迷いにくいよう、たくさんの選択肢を用意して選びやすくしましょう。一部の回答は記述式でもかまいません。

質問数を絞る

せっかくアンケートを取るならいろいろなデータが欲しくなるのはわかりますが、項目が多すぎると答えるのが手間・面倒に感じられてしまい、回答率が下がりやすくなります。アンケートの設問数は極力減らし、重要な項目に絞りましょう。

回答への声かけやアンケート実施のタイミングにも注意

アンケートに回答してもらうように、ウェビナー内で複数回にわたって呼びかけを行うのも有効です。また、アンケート実施のタイミングについて、ウェビナー終了後に行われることも多いですが、ウェビナーの最中に取ることもできます。

ウェビナー中であれば、視聴者の記憶が新しいうちに感想や意見を出してもらえるほか、前述したメリットにもあったように集中してもらいやすくなり、離脱されにくいです。

インセンティブ(特典)を用意する

アンケートに回答してくれた参加者に、特典を提示する方法もあります。ウェビナーの資料をプレゼントする・紹介したサービスの無料トライアルをつけるなど、参加者に価値を感じてもらえるようなインセンティブによって回答率を高めましょう。

プライバシーポリシーを明示

個人情報の取り扱いが気になる参加者もいるため、プライバシーポリシーを記載しておくことも重要です。インターネット上にテンプレートもたくさんあるので、内容を自社にあわせて変更し、利用する方法でもかまいません。

ウェビナーのアンケートに入れたい項目

ウェビナーのアンケートに入れたい項目
つづいては、実際にウェビナーでアンケートを実施する際に含めたい項目をチェックしていきましょう。

参加者の個人情報

まず入れたいのが、参加者の氏名・社名や役職名・連絡先(メールアドレスや電話番号)などの個人情報です。その後のフォローやアプローチにも必要なため、オープン参加のウェビナーなどではぜひ盛り込みましょう。

ただし、個人情報を知られたくないと感じる人もおり、必須にするとアンケートに答えてもらえない可能性もあります。そのため、「差し支えない範囲で」とし、任意回答にするなどの配慮を行うことも大切です。

参加動機・目的

多くの参加者は、何かしらの問題を抱えており、解決方法を求めてウェビナーに参加します。そのため、なぜ参加しようと思ったのかを知ることで、参加者の潜在的なニーズや課題を引き出せるのです。

どのようにしてウェビナー開催を知ったか

ウェビナーの開催を告知するために、主催者はさまざまな手段を利用するはずです。そこで、参加者がウェビナー情報を得た経緯から、どんな告知方法が有効だったかを知ることができます。

ウェビナーの満足度・評価

視聴者のウェビナーに対する満足度や評価を聞くことで、ウェビナー開催の動機や目的が達成されたかどうかを知り、次回に役立てることが可能です。具体的な感想は自由に記述してもらい、忌憚のない意見を受け取りましょう。

評価が低い場合は、内容を根本的に見直して改善しなければなりません。満足度が高くても、細かい部分のブラッシュアップを行って、よりよいウェビナーの実施を目指しましょう。

紹介した商品やサービスへの関心度

営業・販促のためのウェビナーなら、ターゲットにどのくらい興味を持ってもらえたかを知ることが大事です。アンケートで個々人の関心度を測り、結果をもとに、資料請求や詳しい話をしたいなど、その後の具体的な動きにつなげるためのアクションを起こしましょう。

次回のウェビナーに対する要望・参加意向

同様のウェビナーを継続的に開催する予定であれば、今後また開催する場合はどんなことを希望するか、また参加したいかどうかを尋ねましょう。希望する内容については、自由記述式にするとさまざまな意見を得られ、ビジネスチャンスに広げられる可能性もあります。

その他の悩みや質問

最後にも自由記述の項目を設け、その他の内容を自由に書いてもらいましょう。寄せられた意見は、次回のウェビナーや今後のサービスなどに活用することができます。

Zoomウェビナーでアンケートを作成する手順

Zoomウェビナーでアンケートを作成する手順
ここでは、さまざまなウェビナーツールのなかから「Zoomウェビナー」を使うときを例にとって、アンケートの作成方法を解説します。

アンケート機能を「有効化」しておく

はじめに、アンケート機能を使えるように設定しなければなりません。Zoomにサインインした状態で、「アカウント管理」>「アカウント設定」>「ミーティング内(ベーシック)」>「ウェビナー アンケート」のトグルボタンを有効にします。

アンケートを実施したいウェビナーを選ぶ

ウェビナーのスケジュールから、アンケートを行いたいウェビナーを選び、「アンケート」>「+ 新規アンケートを作成」をクリックします。

質問内容や回答の選択肢を入力する

作成画面が表示されたら、質問したい内容や、選択式の場合は選択肢の入力も行いましょう。「+ 質問の追加」で設問を増やせるので、必要な質問を追加していきます。なお、回答が必須かどうかも項目ごとに選べます。

匿名OKにするかどうかの設定

匿名での回答をNGにしたい場合は、アンケート作成後に「保存」ボタンの隣にある「…」ボタンを押し、「質問に匿名で答えることを参加者に許可します」のチェックを外すと、回答者を特定できるようになります。

ただし、参加者のなかには名前などの個人情報を知られることに抵抗があり、匿名のほうが回答しやすいと感じる人もいるため、配慮が必要です。

作成したウェビナーアンケートを参加者に伝える方法

作ったアンケートを参加者に提示するには、スケジュールしたウェビナーを開き、アンケートの「編集」から「ウェビナーの終了時にブラウザで表示します」・「フォローアップメールにリンクを表示します」のいずれか、もしくは両方を選べばOKです。

ウェビナー終了後の画面に表示させる

「ウェビナーの終了時にブラウザで表示します」に設定しておけば、ウェビナーを退出した際に参加者の画面にアンケートが表示されます。退出した流れでそのまま回答できて便利です。

ウェビナー参加へのお礼メールにURLを載せる

「フォローアップメールにリンクを表示します」に設定すると、お礼メールのなかにアンケートリンクが挿入されます。その旨を伝えておかないと、メールが開かれない・回答を忘れられる可能性もあるため、ウェビナー終了時にしっかり声かけを行いましょう。

また、お礼メールは事前の設定が必要です。アンケートの作成時と同様に、メールを送りたいウェビナーを選択し、「メール設定」>「編集」>「参加者に送信メールを送信」にチェックを入れます。送信日を指定して、「保存」すればOKです。

ウェビナー開催時には効果的なアンケートを実施しよう

ウェビナー開催時には効果的なアンケートを実施しよう
ウェビナーでは、アンケートを取ることによって顧客や見込み客のデータが取得でき、その後の開催や業務に役立てられます。アンケートで自社に有益な情報をしっかり得て、今後の発展・改善に活用することが大切です。

また、ウェビナーの実施には、配信スタジオを利用する方法もあります。自社での開催が難しい・配信に慣れていない企業は、Zoomでの配信に対応しておりプロ仕様の機材や専門スタッフが揃った「KOUTEN」の利用もぜひご検討ください。

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